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Unit
短編小説「ユニットストーリー」
177 朔月篇第2話「月の門番 ヴェイズルーグ」
ブラントゲート
種族 ムーンキーパー

Illust:北熊


 レザエルの前方、宇宙空間に出現した巨大なそれ・・は奇妙な形をしていた。
 幾つもの輪が複雑に重なり合った中心からは光芒が放たれており、レンズ状の連環からはトゲのような先が尖ったものが突き出している。
 だがそれがただの変わった形の小惑星などでない証拠に、どうやら透明な力場を形成している様であり、周囲を浮遊する岩石やちりを捕らえて漂わせ、星間ガスが星間風にぶつかり一種オーロラのような鈍い光を放っていた。
「月の門だ。君はあれに選ばれた」
 そう告げたヴェイズルーグは、第1の月とその向こうに青く輝く惑星クレイを背に、レザエルと“門”の中間に立っている。
 レザエルは月の門番の悠然たる姿を見て、自分が宇宙空間に何の支障もなく浮遊している事に、今更のように気がついた。
「試練に挑む者は皆、そうなる。“月”という存在からでし我々の力だ。だから門に選ばれた者でなければ近寄ることができない。見ることもまた」
 月の門はその言葉に応えるように素早く明滅──姿を消し、また出現──した。
 レザエルの医師として鍛えられた鋭い観察眼と認識能力は、構造物の大きさや打ち寄せる波動に惑わされることなく、そのシルエット自体が、目の前に集った“門番”と眷族ムーンキーパーが帯びる紋章エムブレムと同じものだと気がついていた。
「貴方と一党は“月”に属するものか。我々が惑星クレイに属するように」「然り」
「私が選ばれたと貴方は言った」「そうだな」
「そのために真空でも私は息が絶えないのか」「そうだ」
「すべては試練のためだと」「その通り」
 レザエルの問いは鋭く、ヴェイズルーグの答えは悠々としていた。
「では月の民ムーンキーパーが何のために私を試す。なぜ私なのか。またそれは貴方たちにとってどのような意味があるのか」
「君は医者だけに論理的だな。その疑問は当然のものだが、実はそれは我が君に投げかける問いでもあるのだ。救世の使い、奇跡の運命者、そして運命王よ」
 レザエルは不意に湧きあがってきた予感が命じる所に逆らわず、腰の剣へと手を伸ばした。
「ようこそ、我が試練の舞台へ」
 月の門番ヴェイズルーグが両の腕を広げると、虚空に音も無く羽ばたきが満ちた。
 どうやら試練の幕は今、切って落とされようとしている様だった。

Illust:北熊


 ──強襲飛翔母艦リューベツァール、CEO執務室。
 ピッ!
「やあ、オディウムちゃん元気ぃ?専用回線ホットラインやっと使ってくれたね~」
 ヴェルストラがイヤフォンをタップし底抜けに明るい応答をしたのは、呼び出し音が鳴るのとほぼ同時だった。
 そんな彼が片眉をあげて合図すると。ブリッツセクレタリー秘書 ペルフェは「リモート会議は終わりですわね」と肩をすくめてタブレットをスワイプ、CEOの決定を待っていた回線の切断先では数多の叫びがあがった。
「あ、大丈夫。キミからならいつでも歓迎。って、どした……ん、レザエルが行方不明?」
 ヴェルストラが指差すとペルフェはある・・モニター画面を開く。
「あー、消えてるねぇ。5分前に。ご丁寧に、我が社最新の警備システムを強制ダウンさせてくれちゃったのね。何者なにモンだぁ、こいつは」
 “宇宙軍と銀河英勇ギャラクティックヒーロー、ケテル防衛省のバスティに”
 モニターに写る不鮮明な侵入者の姿をAIに解析させながらブリッツCEOは、一瞬ミュートにして秘書に指示を飛ばしてから、またおどけた。
「うんうん。聞いてる。心配もしてるよん。通報もした」
 行儀悪く執務机に足を投げ出しながら、この男は続ける。
「それよりオディウムちゃん、“卵”は無事?うん、良かった。それはキミが確保しておいてくれるかなぁ。キミとリィエルの棺と一緒で、我が社の至宝だから。大事なのよ、それ」
「……!」怒声らしき叫びはペルフェにまで聞こえた。
「こんな時に所有物扱いって、そう怒んないで。正しくは所属先とか保護者とかって呼んでほしいなぁ」
 ヴェルストラはそう言いながら、スクリーンに表示される膨大な光点ブリップの中から惑星クレイより急速に離脱していく目的の2機を特定し、追跡させる。ヘラヘラ笑っていてもこの男はブラントゲートに冠たる工業会社のCEO、かつ空母マニアとも呼べる好奇心の塊だ。即席のレーダーしゅくらい軽々とやってのける。
「月付近で減速。相手バンデッドが3つに増加。このままウチの衛星でモニターできるか……あ、こっちの話。オディウムちゃんは心配しなくていい」
 不意に足を引っ込めるなり起き上がると、ヴェルストラは鍛え上げられた運動神経の良さを見せて、机から飛び出した。
「回線はこのまま繋ぎっ放しにする。この後は、しばらくミュートにするけど何かあったら言って。判ったら必ず伝えるし。大丈夫だから、キミと“卵”とリィエルのことはオレにどーんと任せておけば」
 後ろに続くペルフェがちょっと驚いたことに、CEOの口調は──この星に出現してそれほど時間が経っていないリィエル複製クローンに対して──本当に“保護者”のような心遣いに満ちていた。
「……なぁ、ところでギアクロニクルの天使さん。ちょっと意見を聞きたいんだけどさ」
 ヴェルストラは作戦司令室へと歩を進めながら、真面目な顔で問いかけた。
「天使を同行させながら光速の0.43%以上で真空空間を移動できるウサギみたいな生き物って、心当たりある?キミとレザエルが共有する知識の中でさ」


Illust:椿春雨


Illust:西木あれく


 目前に迫るクレーターだらけの月面、背後には“半月”のように輝く青い惑星クレイ。
 月までの旅は、こういった状況でなければ感動的なものだった。
 月の使者レプソルトから第1の月(クレイには第2の衛星としてブラント月がある)までは所要約5分と教えられたが、レザエルの体感ではもっと短かった。
「彼女は月の従者フレネル、彼は月の忠臣ラムズデン」
 ウサギのようなレプソルトは、輝く軌跡を曳きながら合流した2人を指した。
 女性型のフレネルは背後に満載した武装を誇示するかのように自信たっぷりな笑みを浮かべながら、一方の男性型ラムズデンは鍵の形の杖を携えて無表情のままレザエルを見つめながら、それぞれ編隊飛行している。
「ボクたちはムーンキーパー」「ムーンキーパー?」
 レプソルトはしかつめらしく頷いた。
「そう。いにしえより月の門に仕える種族だよ」
「君は自分のことをスカウトだと言った。その月の門と何か関係があるのか」
「さすがだね。門に挑む者として真っ先に選ばれただけはある」
 ウサギ型ムーンキーパー、レプソルトは杖を掲げた。称賛しているらしい。
「でも、それはボクらの主に直接聞いた方がいい。2人にもよく叱られるけど、ボクって喋りすぎなんだよ」
 一行は月を周回し、この月でもっとも大きなクレーターに降下する所だった。
 クレーターの中心に立つ一際大きい姿を認めて、あれが“主”なのだなとレザエルは思った。
「ようこそ、奇跡の運命者 レザエル」
 月の砂をかすかに蹴立てて着地したレザエルに届いた言葉は、目の前に立ちはだかる相手からのもので、それは明らかな思念の形を取っていた。
「我が名は月の門番ヴェイズルーグ」

Illust:北熊


 ──ここで場面は最初に戻る。
 月のクレーターの周囲、そして上空は、地上で言うカラスのような生物の無数とも思える大群に埋め尽くされていた。振動を音として伝えるには月の大気が薄すぎるのに、レザエルには自分に向かって威嚇するようにカラスたちの喚声を感じていた。
「空覆いしは黒き翼。曙光集めて門へと捧ぐ。彼らは烏輪うりん幻真獣げんまじゅうレヴノローグ」
「幻真獣?」
 月の門番ヴェイズルーグはいつの間にかクレーターの端まで退しさり、眷族のムーンキーパー、ウサギ型レプソルト、女性型フレネル、男性型ラムズデンと並んで、レザエルを見下ろしている。
「ムーンキーパーは月に属するもの。我は月の門の管理者。そして幻真獣とは月の門より出でし真(まこと)を見定める者、試練の担い手なのだ」
 レザエルは思考を巡らせながら、ヴェイズルーグが伝える内容とその意図を理解しようと努めた。
「つまり試練とはここで闘うこと。私の相手はこのカラスの群れなのか」
 レザエルは高まる戦いの予感に聖剣を構えた。
「理解が早いな、医師ドクターレザエル。さすがは《在るべき未来》の担い手。病と傷の癒やし手。現在、惑星クレイの運命力のひとつの極点というだけはある」
 月の門番の思念にレザエルは、ヴェイズルーグらムーンキーパーが自分のことを経歴から最近の出来事まで把握している事を確信した。そしてレプソルトが漏らしたように、こちらの思考もある程度まで読まれていることも。
「だが、烏輪うりんの幻真獣レヴノローグはただのカラスではない。彼ら自身は君を試したいと闘志を燃やしているが。君の相手は別にいる」
 ヴェイズルーグは両のてのひら──あの月の門の紋章が輝いている──を空高く差し上げ、招いた。
「汝、我が声聞こえるならば呼応せよ。一つ目の祖にして、戒めの牙となりし幻想。天を駆ける真なる獣……」
 烏輪うりんの幻真獣が囲みを解き、覆っていた空が開いた。
 レザエルはつられる様に上を見て、そして目をみはった。
 あの巨大な月の門の中心部に、渦を巻くような空間の歪みが生じていた。
 そこから手が、頭が。
 出たと思った瞬間、門から地表までの距離を流星のように飛翔して、それ・・が月面に、クレーター内部の突起に着地した。
「第一の幻真獣 “天戒牙狼”ロズトニル!」
 オォォ──ッ!!!
 咆哮が月の薄い大気を切り裂いた。
 すっくと頭を上げて立つその姿勢も、岩を握りしめる前脚と爪にも、異様な力感が満ちていた。

Illust:中村エイト


「第一の幻真獣 “天戒牙狼”ロズトニル……」
 レザエルは戦いに臨んで、恐怖した記憶は無い。
 生死をかけた勝負において第一の条件は、相手に呑まれないこと。つまりは恐れないことだ。
 これこそ、自身は医師でありながらも、盟友である剣豪ヴァルガ・ドラグレスや遍歴へんれき剣聖けんせいアイディラスも認める、天性の剣士としてレザエルの素養の一つだった。
 だが、そのレザエルが目の前の敵に(認めたくはないが)怯んでいた。
(違う。この敵は、今までとは)
「比べものにならない。そうだ。全ての幻真獣の原点にして頂点、“天戒牙狼”ロズトニルは祖の幻真獣の一角である」
 月の門番ヴェイズルーグはまたレザエルの思考を読んで、告げた。
「だが試練とは、挑戦者にとって常に高い壁であるべきだ。そうだろう」
「まだ私の問いに答えてないぞ。月の門番よ」
 レザエルは姿勢を低くし、剣を体前に構えて第一の幻真獣と相対しながら、言った。
「この試練は何のためのものなのだ。なぜ私なのか。君たちにとって何の意味があるのか」
「それは試練を乗り越えられたら答えよう、奇跡の運命者。そして試練をクリアすることは、君にとっても望ましいこととなるはずだ。だが……」
 “天戒牙狼”ロズトニルがレザエルに飛びかかり、レザエルは際どいところでかわした。
 月の薄い大気、弱い重力を加味しても第一の幻真獣のそれは信じがたい敏捷さだった。
「まずは全力を出し切ることだ。奇跡の運命者」

 “天戒牙狼”ロズトニルはその名の通り、クレーターを野生の狼のように駆け回った。
 一撃、二撃。
 レザエルの羽根が散る。
 ロズトニルは四足だ。レザエルはもっとも目に馴染んだ四足獣として、ヴァルガの弟子熱気の刃アルダートの相棒、轟炎獣カラレオルの動きを思い出していた。
 だが“天戒牙狼”ロズトニルはカラレオルとは比較にならぬほどはやかった。
 しかもロズトニルのおそるべき戦闘勘は、レザエルの防御を着実に切り崩し、避けるその先をも見越していた。
 ロズトニルの牙がレザエルをかすめる事は多くても、レザエルの剣はロズトニルにかすりもしない。
 このままではやられる。
 惑星クレイを遙かに望むこんな場所で人生の終わりを迎えるのか。
「君は何のために闘う。何を求めて生きるのか。運命王よ」
 その時、心に届いた声は“天戒牙狼”ロズトニルのものだっただろうか。
 レザエルの折れ欠けた心に、再び炎が燃え上がった。
 思い出せ!自分が何たる存在か。何を成し遂げたか。
『わずかな光でも、手を伸ばした者にのみ、奇跡は舞い降りる』
「クレイと異世界の運命力よ!今こそ我に──!」
 閃光!
 月面とクレーターの内部が、希望の運命力の輝きに満たされた。
 戦いを当初から圧倒的に押していた“天戒牙狼”ロズトニルが、ほんの束の間、その足を止める。
「奇跡の運命王 レザエル・ヴィータ!」
 長大な聖剣が振り上げられた。
「其の意気や良し」
 月の門番ヴェイズルーグの呟きに、眷族のレプソルト、フレネル、ラムズデンが驚きの顔を向ける。
 “天戒牙狼”ロズトニルがまた疾走を始めた。6つのたてがみ様のものがその背に逆立っている。
 クレーターの外周を回り、螺旋状に獲物との距離を詰めていくロズトニル。
 驚くべきはその俊敏性、持久力、触れれば断たんとする強烈な闘志と攻撃力。
 そして低重力と希薄な大気、両方の環境に不慣れな地上の天使レザエルに対する戦術眼である。
「狙うは相打ち」
 いまだ遭遇したこともない強敵が相手である。
 運命王の力を発現したとしても、もとより無傷で帰れる訳がないと覚悟もしている。
 螺旋が縮まった。
 ──我が剣よ。奇跡を起こし、在るべき未来へ世界を導け!
 レザエルは激突の瞬間、持てる全ての力をこめて突いた。
 貫いた?!
 だが剣先はきわどく避けられ、聖剣の柄元えもとがっき・・・とロズトニルの牙に噛み捕らえられていた。レザエルは、激突の瞬間まで見えていたものが消えていることに気がついた。
 後ろか!?
「よく闘った」
 月の門番ヴェイズルーグは頷き、彼の眷族も同様にレザエルの健闘に対し、この時は感嘆を隠さなかった。
「だがまだ足りぬ」
 次の瞬間、レザエルの背後に6本の縄状になったたてがみが回り込んでレザエルの身体を絡め取り、
 カァッ!!
 ロズトニルが吐き出した火球が天使の医師の胴体を直撃した。
「ぐあっ!」
 レザエルは月面に倒れこみ、月の砂が空しく舞い上がった。
「月の試練、これにて閉幕」
 月の門番ヴェイズルーグは重々しく宣言し、第一の幻真獣 “天戒牙狼”ロズトニルの雄叫びが希薄な大気を震わせた。
 そしてそんな勝者と敗者の姿を、見守っているものがあった。
 空に浮かぶ巨大な月の門と、その中心部に潜むもう一つの影が。

Illust:タカヤマトシアキ




※註.時間や速度の単位については地球のものに変換した。※

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《今回の一口用語メモ》

月の門とヴェイズルーグ、幻真獣げんまじゅう──ブラントゲート宇宙軍情報部、初動報告より

 先頃、惑星クレイ第1の月の近くに突如出現した巨大な物体と、それに関連する情報について。
 下記はケテルサンクチュアリの運命者、天使レザエルが水晶玉マジックターミナルネットワーク最高機密チャンネルに共有したものから抄録するものである。
①月の門
:現在、第1の月の軌道上に浮遊している構造物は「月の門」と呼ばれるものらしい。どうやら自在に姿を消すことができる様で、この隠蔽モードとなるとこれほど巨大な質量を持った存在にも関わらず、我々ブラントゲートの光学機器、各種センサーにも感知されなくなる。
 また、後述のヴェイズルーグとムーンキーパーと、月の門は昔からクレイの月に存在していたわけではなく、最近になって転移してきたようだ。そして月の門とは「試練を課す場」であり「乗り越えた挑戦者のみに開かれる扉」、そしてその結果「内部から何かを得られる」のだという。
②月の門番 ヴェイズルーグ
:レザエル医師によれば、月の門の前に立ちはだかる者はヴェイズルーグと呼ばれる存在らしい。
 ヴェイズルーグはムーンキーパーの長であり、月の門(の試練)と幻真獣を管理する者。
③ムーンキーパー
:ムーンキーパーは月から発生した生物。我々の偵察ドローンでもその姿を月面や「月の門」付近で目撃されている。ウサギ型や人型など様々な形状の者が存在しているようだ。偵察で得られた観測データを分析する限り、特に敵意などは見られないが完全に追跡することは難しく、何らかの移動手段によってすでに惑星クレイの地上にも到達していると思われるので要注意。
④幻真獣
:幻真獣はムーンキーパーと同じく、月面や宇宙空間でも生存し活動できる生物(我々の知る生物と同じモノかはわからないが)だが、星ではなく「月の門」から発生したものと思われる。ヴェイズルーグの側近くにも数多く仕え、彼の命に従っている幻真獣は、ムーンキーパーよりも桁違いに強力な存在であり──それは幻真獣と交戦したレザエル医師が身をもって経験している──、特に今回相対したという祖の幻真獣は別格で、ヴェイズルーグの言葉を借りるならば「その一角」という、第一の幻真獣“天戒牙狼”ロズトニルの他にも存在すると予想される。また(ヴェイズルーグの解説によれば)月の門と、課される試練そして試練の先に待つ何かに深い関係がある種族らしい。

 以上が、月の門とヴェイズルーグ、幻真獣げんまじゅうについての初期報告である。
 現時点で得られている情報は少ないが、これからの惑星クレイと我々防衛を担う側にとっては、注目すべき存在となる可能性が高い。
 特に幻真獣とムーンキーパーの長、ヴェイズルーグがどこから来たのか、なぜ挑戦者としてレザエルを選び惑星クレイより召喚し試練を課したのか、そもそもヴェイズルーグが惑星クレイの月で今、活動を始めた目的とは?今の所、不明な点は多く我々としても警戒と引き続きの情報収集に努める所存だ。



(惑星クレイ世界に属する者の中で)宇宙に適応している、または宇宙にルーツを持つ種族については
 →ユニットストーリー168 「波動の聚合 グリッチエピセンター」を参照のこと。

水晶玉マジックターミナルについては
 →ユニットストーリー054 世界樹編「混濁の瘴気」の《今回の一口用語メモ》を参照のこと。

奇跡の運命王 レザエル・ヴィータについては
 →ユニットストーリー161 宿命決戦第10話「奇跡の運命者 レザエル V《奇跡の光》」
  ユニットストーリー164 宿命決戦第13話「奇跡の運命王 レザエル・ヴィータ」
 を参照のこと。

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本文:金子良馬
世界観監修:中村聡