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Unit
短編小説「ユニットストーリー」
209 赫月篇第9話「武装裁刃 アルスヴェルリーナ」
ドラゴンエンパイア
種族 タリスマン
 山門から続く長い階段の上に広がる石畳の広場。
 Xo-Dressクロスオーバードレス
 変化を終えたタリスマンが待っていた。
武装焔聖剣ぶそうえんせいけんストラヴェルリーナ!」
 プレアドラゴン達を背後に従え、ヴェルリーナは名乗った。
「奇跡の運命者レザエル」
 悲しみの剣士──かつて友、聖竜ガブエリウスにそう呼ばれた天使──は応え、すらりと長剣を抜いてサリューをした。その彼の側で、奇跡の幻真獣リフィストールが視線を鋭くする。
 対峙する天輪と運命者。広場には闘気が満ちていた。
 戦いは、既に始まっているのだ。

Illust:ToMo


 ドラゴンエンパイア国中央部、暁光院。
 ここは惑星クレイ世界最古の寺院として知られ、天輪竜の卵を頂く信仰の総本山だ。
 また三方をドラゴニア大山脈に囲まれ、深い森で人里からも隔絶されたこの古刹では、多くの武芸者が自己の心身と向き合う厳しい修練に日々励んでいる。
 山門を過ぎてすぐ目の前に開ける石畳の大広場は、そうした武僧たちが切磋琢磨する場である。

 今、広場で対峙しているのはストラヴェルリーナとレザエル。
 そしてリフィストールだ。
 激しい啼き声とともに、奇跡の幻真獣の鋭い爪がヴェルリーナを襲った。
「やるな!」
 ヴェルリーナはトリクスタの声で叫ぶと、リフィストールの攻撃をかわした。
 プレアドラゴン達はそのヴェルリーナ=トリクスタの後ろ、戦いからは離脱して皆、石床にひざまずき息を整えている。
「だけどボクは戦う時、ここ・・にいる全員の力を背負っているんだ。もちろんエッグ君もね」
 トリクスタの言葉通り、戦いの場に立つストラヴェルリーナの後方には、寺院を吹き抜ける風に額の毛をそよがせるサプライズ・エッグもいて、その頭の上には神格の化身、天輪鳳竜ニルヴァーナ・ジーヴァの巨大な姿が透けるように現出しているようだった。
 レザエルは旋回して戻ってきたリフィストールと共にそれを認め、改めて剣礼を捧げた。
「我らが偉大なる太陽」
 その祝句は、封焔の巫女バヴサーガラに聞いたものだったろうか。
 奇跡の運命者として、また惑星クレイ世界における運命力の一つの極である運命王として、レザエルはニルヴァーナ・ジーヴァに心からの崇敬を感じていた。

Illust:ひと和


「我らが偉大なる太陽。 帰依きえたてまつる」
 広場の端に設えられたテントの中で、焔の巫女リノもひざまずき、手を組み合わせた。
 横で茶を饗されていたソエルも、慌てて祈りの体勢をとる。
 リノのように自然で優雅な所作とはいかなかったけれど、それでも天輪聖紀の神格につながるニルヴァーナ(サプライズ・エッグ)には、国家も種族も超えて圧倒されるのだ。
「もう楽になさってください。戦いは再開していますよ」
 声に目を開けるとリノがソエルを見ていた。その好意的な笑顔と深い理解がたたえられた瞳に、ソエルは思わず赤面してしまう。
 焔の巫女リノ。
 天輪の巫女として、かつて“希望”の側に立って《世界の選択》に臨み、今日まで続く未来を掴み取った伝説的な人物。その後、龍樹侵攻でも世界を救う鍵となった。見かけの年齢ではリノの“人間”の大きさを測れない。
「直接お会いするのは初めてなのに、なぜ剣を交えなければならないのでしょうか」
 激しく打ち合い火花を散らす、師匠レザエルの長剣とストラヴェルリーナの焔聖剣えんせいけん
 はらはらしながら見守りつつ、ソエルは聞かずにはいられなかった。
「その疑問はごもっともですね。トリクスタも本来、戦いを嫌う性格ですから」
 答えながら、リノも3人が入れ替わりにせめぎ合う様子から目を離さなかった。
 ソエルも頷く。実はこの暁光院に至るまでに、ソエルだけは師匠レザエルと別行動を取っていた。
 そしてその途中で、トリクスタと(今は広場の中心から距離を置いて戦いを見守っている)スエンディとも出逢っている。彼ら2人と知り合ったことで、ソエルは色々と考えさせられる事があったのだ。
「そして天使レザエルもお医者様でいらっしゃる。その剣は人を傷つけるためのものではないはずです」
「……」
「でも、親友である剣士ヴァルガ・ドラグレスも、恋人の現し身であるアモルタさんとオディウムさん。今は病院の留守を任せるほど信頼しているブラグドマイヤーさんも、そしてあのヴェルストラさんとも、ドクター・レザエルは最初、剣を交えていますね。まるで、彼が抱えてきた悲しみや人々を救う覚悟をその剣で確かめるように」
 リノの指摘は明快かつ正確で、ソエルは胸を突かれた心地がした。
 なぜ優れた医師であるレザエルが優れた剣士でもあるのか。そして今のように、大いなる存在と直面し、運命力の天秤を傾け合う状況になった時、剣を取ることをためらわないのか。
 焔の巫女リノは今日直接対面するまでは、水晶玉マジックターミナル経由での会話や、伝聞でしかレザエルに触れていない。それでもレザエルの人となりや人格を深く見透しているようだ。
 これほど長く師匠と行動を共にしてきたのに、ソエルはその問いを深める機会を逃してきたように感じていた。
「リノさんもまたせめぎ合い、身を投じて挑むことを恐れないのですね」
 リノのたたずまい、目の前の戦い、そしてトリクスタとスエンディとの出逢いから懸命に考えて紡ぎだしたソエルの言葉は、リノの心の琴線に触れたようだ。
「それが、大きな力を負う者の責務だと思います」
 焔の巫女は深く頷き、そして剣戟が繰り広げられる広場の中央へと身を乗り出した。天使と幻真獣そしてタリスマンと、生身の人間で介入できない戦いでも、リノは全身全霊で参加し、一緒に戦っているのだ。
 ソエルは、自分の心に何か熱いものが湧きあがってくるのを感じていた。

Illust:ひと和


 天輪vs運命者。
 剣と剣の語らいは最終局面に差し掛かっていた。
「行って!ストラヴェルリーナ!」
 オォォォ!
 リノから掛けられた声に応えるように、空中高く跳び上がったヴェルリーナ=トリクスタは焔聖剣えんせいけんを体側に構え、まっすぐに頭からレザエルに突っ込んでいった。
 迎撃すべく飛び上がっていたレザエルは激突し弾き飛ばされ落下。叩きつけられた石畳を抉り、土砂が爆発的に噴き上がった。
「ぐぁっ!」
 剣士として、かつて聖竜ガブエリウスや遍歴の剣聖アイディラスに鍛えられたレザエルも、苦悶の叫びをあげるほどだ。
 だが……。
 奇跡再臨!
 意志の力を振り絞ったレザエルはすぐに、柔らかな光に包まれて地面から浮き上がってきた。傷だらけだった身体がみるみる回復してゆく。
「さすがは運命力の極」リノが呟く。
「お師匠様が凄いのは、これからです!」
 そう答えたソエルも今、テントの観客席から飛び出さんばかりだった。

Illust:タカヤマトシアキ


「奇跡の運命王レザエル・ヴィータ!」
 レザエルの運命力がまた一段と輝きを増した。
 手の剣が長く大きなものに変わり、天使の翼がその背で力強く羽ばたいた。
「これが運命者――その力の総和というわけだね。確かに見せてもらったよ、運命王レザエル」
 トリクスタの声が呟いた。ヴェルリーナに変化オーバードレスしている時の彼は、いつもの剽軽ひょうきんで陽気な希望の精霊よりも、かなり大人びて知的な人格に変わるのだ。
「!」
 ストラヴェルリーナは上空から襲ってきた奇跡の幻真獣リフィストールのくちばしを、非対称剣で受けた。
「凄い!いい連携だ」
 その声には笑みの気配がある。
 天輪側は彼一人、対する運命者側が2の戦いであることに不満は無いようだ。
 実際の所、プレアドラゴン達の力を一つに纏った武装焔聖剣ストラヴェルリーナはたった一人の強さではない。
 そしてさらにトリクスタには秘策があった。
「決着をつけさせてもらう!リフィストール!」
 ヴェルリーナ=トリクスタの笑みを隙ありと見て、レザエルはリフィストールに再度の突撃を、そして自身でも聖剣を構えて突っ込んだ。
「スエンディ!!」
 運命力同士が激突する中で、トリクスタの声が響いた。
「受け止めた?!」
 レザエルとそしてリフィストールは驚愕した。
 運命王と幻真獣の渾身の突撃にも関わらず、ストラヴェルリーナは一人で踏みとどまっていた。
 いや、正しく言えば一人ではない。
 それまで石畳の端で戦況を見守っていた1人のプレアドラゴン──その左腕はハサミの形をしていた──がこの時、疾風のように動き、レザエルたちの前に立ちはだかったのである。
裁刃さいじんの炎剣をまといて!」
 トリクスタの声には自信と確かな成長が感じられた。
Xo-Dressクロスオーバードレス!!」
 力強い叫びだった。
武装裁刃ぶそうさいじんアルスヴェルリーナ!」
 ソエルは思わず叫んだ。それは彼がつい先日、出会ったばかりのタリスマンとプレアドラゴンの新たなる姿だ。その手には2本の剣が構えられていた。
 再びトリクスタと、プレアドラゴンであるスエンディの力が加わったのだ。
「これは受けられるかな、運命王!」
 飛び上がったアルスヴェルリーナの背から6つの光の針が飛び出した。今までは羽根のように見えていたものだ。
 ガガガガガガ!
 飛来する針の密集隊形ファランクスをレザエルの聖剣と、リフィストールの翼が弾く。
「させぬ!」
 気合いは天使と幻真獣、両方の口から同時に出たものだった。
 しかしそれは囮だった。
 ズンッ!
 腹部に強烈な衝撃が走った。
 その元があの2本の剣が組み合わせられたはさみ型の剣であり、急降下し、石畳の地面すれすれを滑るように飛んで迫ったアルスヴェルリーナが、それで横薙ぎに胴を払ったのだとレザエルは悟った。
 がくりと運命王は膝をついた。
「そこまで!」
 リノのよく透る声がこの試合の終わりを告げ、レザエルのダメージを気遣ったリフィストールはそっと寄り添い、ソエルは医療器具を手にテントを飛び出していた。

「ごめんね。峯打ちとは言っても痛かったでしょ、レザエル医師せんせい。あなたたちがムチャクチャ強かったから、つい……」
 トリクスタは心配そうに、レザエルとソエルに声をかけた。傷はもう、そのソエルが貼った記念病院謹製の特効薬と、魔法治療によってほとんど回復している。ソエルの医師としての腕はオディウムのお墨付きである。
「大丈夫。それにしても良い一撃だった。これが世界を救った天輪の実力なのだな」
 レザエルは打たれた所を抑えながらではあるが、立ちあがった。
「私からもお詫びを。今、惑星クレイでヴェルリーナの本気を受け止められるのは医師ドクターレザエル、あなたしかいないと思ったので、試合を許可してしまいました」
 リノも神妙に頭を下げていた。
 レザエルは安心させるように手を振った。
「我々はせめぎ合うことで運命力の均衡バランスを傾け合う。これこそが邂逅であり試練だ。私がこの後に来るであろう試練に耐えうるかどうかを見極めるための。そうなのだろう、焔の巫女リノ」
「恐れ入ります」
「武道の聖地でもあるこの暁光院で、天輪と真剣勝負ができたのは剣士として光栄だ」
 トリクスタはプレアドラゴン スエンディの肩にぴょこんと乗って、そして笑った。
「お詫びといっては何だけれど、ボクらが仕入れてきた情報を教えてあげる。他にも手伝えることがあれば何でも言ってよ。ボクらはもう友達だもの。ね、リフィストール」
 リフィストールは黙って頷いた。その仕草からは次は勝つという思いと、同志として和解する意志が窺えた。
「これでいいよね、リノ」「もちろんよ」
 希望の精霊と焔の巫女は、そろって笑顔をレザエルに向けた。
「ありがたい。これ以上ないほど望ましいことだ。私たち全員にとって」
 こうして暁光院の広場は戦いの舞台から、穏やかな歓談の場へと変わった。
 レザエルは運命王の装いを解いて、深く息をついた。
 赫月病かくげつびょうについての不安は拭えるものではないが、それを上回るほど充実感があった。
 これまでの事、そして天輪が見る世界の状況、予感する未来のこと。
 互いに照らし合い、検討し、語るべきことは多い。
 そしてそのための時間はきっとまだ残されているはずだ。まだ見ぬ脅威に備えるための時間も。

Illust:ToMo


「ベンテスタ!まさかここで会えるなんて!」
 置いてあった一行の荷物を取りに戻るため暁光院の門前に辿り着いたソエルは、そこに見慣れた顔を見いだして思わず駆け寄った。
「アゼンシオルさんも。いつもありがとうございます」
 並んで立つ騎士にも会釈する。
 躍進の騎士アゼンシオルと風巻しまきの斥候ベンテスタ。
 運命大戦が始まる前から彼ら天使2人が密かに見守ってくれた事、宿命決戦が終わっても自分と師匠レザエルの動向を気にかけ、陰に日向に援助してくれている事をソエルはよく知っていた。
「大望の翼ソエル」
 ベンテスタは硬い声で告げた。
「どうしたの?あらたまって」
 ソエルはびっくりして聞き返す。元はケテルサンクチュアリ天空の都ケテルギアの隣家同士、兄弟のように仲良く育った間柄である。今までに、こういう呼ばれ方をした記憶はない。
「今日は我が神聖国ケテルサンクチュアリの特使として、君に会いに来た」
「……」
 言葉同様に緊張した面持ちのベンテスタと、黙したままの騎士サーアゼンシオルの圧に押されて、ソエルは何も言葉を挟めない。ベンテスタは再びソエルを正式な名で呼び、そして告げた。
「大望の翼ソエル。ケテル政府の命により、君の身柄を前線基地に移送する。この命令は即時実施されるもので、拒否は許されない」
「!!」
 リフィストールを伴って門に辿り着いたレザエルは、雷に打たれたように硬直し、目を見開いているソエルと、彼を囲む2人の天使を見て、何かただならぬ事態が起きたのを知ったのだった。



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《今回の一口用語メモ》

運命大戦と宿命決戦、月の試練における暁光院の役割

 選ばれし者たちが運命力の均衡バランスを傾けあった「運命大戦」と「宿命決戦」。
 その背後には邪竜シヴィルトの野望と、それをはばもうとする聖竜ガブエリウスの(惑星クレイと地球、2つの世界の未来を巻き込んだ)争いがあった。
 また各国の賢者、有力者の間で昨今話題になっているのが、月の門番ヴェイズルーグによる月の試練と赫月病かくげつびょうの警告、そして『真宵楽園ストレイガーデン』だ。
 ※このうち『真宵楽園ストレイガーデン』についてはその主、楽園へ導く者ナナクリルが、この“楽園”とその癒やしの効能に害はなく、領地の安全や住民、生物の健康を冒すものではないとの書状を残している※

 本編でも触れられているが、ドラゴンエンパイアの古刹「暁光院」はこの間、傍観していたわけではない。
 運命大戦と宿命決戦における暁光院の役割は主に2つに分けられる。
 一つは、国家への働きかけ。
 暁光院は、天輪竜を祀るクレイ最古の寺院であり、天輪聖紀における神格ニルヴァーナの化身(サプライズ・エッグ)とその司祭である焔の巫女リノを擁し、未来への警句などは皇都も耳を傾けるほどの影響力がある。
 実際、「運命大戦」の際に──滅尽の覇龍樹グリフォギィラ・ヴァルテクスから飛び散った運命力のカケラを浴びて──、ドラゴンエンパイアを代表する運命者となった無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレスについて、暁光院は竜皇帝に意見を求められているし、「宿命決戦」の際には均衡の番人アルグリーヴラが宿命者となった時も暁光院は(皇帝の信頼篤いベテラン軍人アルグリーヴラがあり余る運命力を受けたとはいえ、一時の怒りや戦意の高まりによって完全に正気を失う可能性は低く、標の運命者 ヴェルストラ“ブリッツ・アームズ”との対決を見守るべきという旨の)建言書を奉呈している。
 二つ目は、個人としての働きと成長。
 リノはこの数年間、サプライズ・エッグ、トリクスタ、焔の巫女一行と共に、惑星クレイ世界を巡る旅を続けながら、暁光院で定期的に厳しい修行を積んでいる。司祭として、さらに大きな責任を負い、神格への信仰をより深めるためのもので、学校などでいう進級試験も受けている。
 さらに運命大戦と宿命決戦、月の試練までの時期を通じ、リノは封焔の巫女バヴサーガラと協働し、ブリッツCEO ヴェルストラの援助も得ながら、各国の有力者からの相談に応じている。豊かな人脈、賢明な助言と口の固さについては元々評価が高く、そこにリノの人間的な成長が加わって、より信頼を集めている。

 リノの動向は常に天輪竜の卵サプライズ・エッグと一対で語られるが、個人として見逃せないのが希望の精霊トリクスタの活躍だ。
 トリクスタが最近、スエンディと行動を共にしていることは知られていて、その影響もあってか──バヴサーガラに対するトリクムーンのように──リノと離れて、希望ある未来のために脅威に備え、独自に予兆を警戒する機会も増えているようだ。この意味で、トリクスタにもまた成長が見られると言っても良いかもしれない。
 特に、龍樹の種(最近、公に登場しオールデン将軍を含む宿命者たちと接触し交歓するまで、どこかに龍樹の残根・・があるかもしれない事は惑星クレイにとって隠然とした脅威と見なされていたのだ)について、トリクスタが密な交流を絶やさなかった事は、ゼフィロシィドの人格形成にも良い影響を与えたと言われている。

 トリクスタ&スエンディ、2人の仲の良さは焔の巫女たちや暁光院の関係者にも有名で、実際、模擬戦などでもタリスマン(トリクスタ)とプレアドラゴン(スエンディ)の種族を超え、一心同体の息の合った連携を見せている。


運命大戦と宿命決戦については
 →総集篇「運命大戦と宿命決戦、そして月の試練へ」
 を参照のこと。

暁光院の様子と儀式については
 →『The Elderly ~伝説との邂逅~』 第1話 幻視【ビジョン】
  ユニットストーリー105「装爆竜ランジャード」
  ユニットストーリー122「トリクスタ」
 を参照のこと。

暁光院が武芸を磨く鍛練と修行の場である事については
 →ユニットストーリー055「焔の巫女 アメリア」
 を参照のこと。

ソエルとアルダートの出逢いについては
 →ユニットストーリー126 運命大戦第1話「大望の翼 ソエル」
 を参照のこと。

ソエルの成長を見守ってきた風巻の斥候ベンテスタと、躍進の騎士アゼンシオルについては
 →世界観──ライドライン解説「明導アキナ」
 を参照のこと。

楽園へ導く者ナナクリルが、『真宵楽園ストレイガーデン』自体に害意はなく(惑星クレイと月世界にとって)脅威にはならない事を示す書状を残した逸話については
 →ユニットストーリー208赫月篇第8話「極光戦姫 セラス・クリアライト」
 を参照のこと。

プレアドラゴンについては
 →世界観コラム ─ セルセーラ秘録図書館015「プレアドラゴン」
 を参照のこと。

ソエルと、トリクスタ&スエンディの出逢いについては
 この後に公開される
 →ユニットストーリー210 「トリクスタ&スエンディ」
 を参照のこと。

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本文:金子良馬
世界観監修:中村聡