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ユニット

Unit
短編小説「ユニットストーリー」
060 世界樹篇「満開の大行進 リアノーン」
ストイケイア
種族 バイオロイド
友よ 黒き夜の夢指し示す所、如何いかん
いま西に地の怒り 南に虹の窃取 東に木々の嘆きあり
汝、同胞はらからを伴いて旧く新しき・・・・・町、清き水流るる源に指揮たづぬべし
偉大なる太陽と月と聖なる竜の祝福を

──ドラゴンエンパイア新竜骨ネオドラゴボーン山脈 希望の峰
封焔の巫女バヴサーガラ
追伸.近々贈り物をお届けします。楽しみに待っていてくださいね! リノリリ




 ストイケイアの青い空に段雷が打ち上がった。
 花火を待ち構えていたかのように大小のドラムが鳴り出した。森の竜フォレストドラゴンも浮き立つような陽気なリズムを刻むクラッピング
 続いて管楽器ウインズ木管ウッド金管ブラスを奏でるのはハイビーストの獣たち、エルフ、風の妖精シルフ。
 隊列の中央で色とりどりのバトンとフラッグが舞う。満開の花で着飾った旗手(カラーガード)と舞手ダンサーたちは観客たちの目を楽しませ熱狂を高めるパレードの主役だ。
 街路に馥郁ふくいくたる風が吹き渡る。
 『世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンド』は沿道を埋め尽くす大観衆、近辺の住民、観光客──遠方から訪れた旅人の中には白い獣を連れた高名な賢者と科学者の姿もあった──の中、初夏の訪れを告げる音楽と舞、香りを振りまきながら進んでゆく。
 その先頭。
 指揮杖ドラムメジャーバトンを掲げるのはリアノーン。
 見た者すべてが微笑みを浮かべずにはいられない華やかな彼女は、ある特別な才能によって選ばれ、天賦の才と称えられるこの音楽隊マーチングバンドのリーダーだ。
 行進は続いている。
 その行く手にはこの町の中心、世界樹が天高く聳えていた。

Illust:にじまあるく


 ストイケイア国旧ズー領ズーガイア大陸の南に、古都「尽きせぬ泉の町」ヌエバがある。
 豊かな自然を誇るストイケイアにおいても、ヌエバの景観と賑わいは群を抜いており、国内外から大勢の生き物がここに集う。特に今日、年に四度行われる「世界樹祭り」には。
 ヌエバが尽きせぬ泉の町と呼ばれるのは、町が汲めど尽きせぬ巨大な泉の上に建てられていることに拠る。そして町の建物が巨大な世界樹と一体になった壮大な構造と相まって、ヌエバが天下に名を轟かす奇観となっているのである。
「これが河だって?まるで滝だよね、リノ!」
 とトリクスタ。
「ええ、そうね……」
「パレードも終わったし、ちょっとひとっ飛びしてきちゃおうかなぁ。リノも一緒にどう?捜し物・・・も見つかるかもしれないよ」
 トリクスタは巫女たちの周りを飛び回りながら叫んだ。都市を見物するためだけに人目を引くヴェルリーナに変化オーバードレスするというのが本気かどうかはともかく、希望の精霊である彼はいつも一行を活気づける存在だ。
「……」
 焔の巫女リノはまた気もそぞろな様子で何ごとか呟いた。道の左右に顔をめぐらし、何かを待ちわびているようである。
 《世界の選択》の後、リノは以前に比べて笑うことが少なくなった。
 かのギーゼエンドの地で天輪の巫女として世界の“希望”を背負い、結果、新たな友を得たのだが、同時に護るべき至高の存在もまた失ったのだ。今もトリクスタと巫女たちが心配になる、重い責任を負った者特有のあの硬い表情を浮かべている。
「え、なんだって?聞こえないよ!ホラ、もっと腹から声だそうぜリノ!」
 とゾンネが陽気に叫ぶ。
 ここは都市の水源──巨大な取水口の上に架かった橋の上だ。無限に湧き上がり流れ落ちる膨大な水の流れの近くでは、声を張り上げないと容易にかき消されてしまう。
 お腹を触られたリノはゾンネとしばしじゃれた。ゾンネも久々に見るリノの笑顔にくすぐる手を休めようとしない。焔の巫女たちはこの一年、この世界のさまざまに触れて、以前より確実に成長しているはずなのだが、それでも四人(とトリクスタ)だけの時には普通の年頃の少女と振る舞いは変わらない。
「もう二人とも!“滝”に落っこちても知らないよー」
 と二人の手を取るローナも楽しそうだ。輪に加わってはしゃいでいる。
 治癒の霊力に優れるローナたち癒やし手にとって最大の“癒やし”とは、他人が元気と笑顔を取り戻すことなのだ。
「“ヌエバの尽きせぬ泉”は旧ズー領の主要な水源になっているそうよ。これだけの豊かな“水”を都市と地域全体との在り方と融合させるなんて、まさに一見の価値ありといった所ね」
 とレイユは傍らに来たトリクスタに答えた。
 レイユは暁紅院を出てから研鑽を積み、今では水を人々の暮らしに活かす灌漑技術の専門家になっている。一番年長のレイユが同僚三人とトリクスタ、特にリノに注ぐ視線は思いやり深く温かいものだ。
「待って……来た!」
 とリノ。心に期するものあって何かを待っていた緊張が解け、皆が知るもの柔らかな、しかし危機に際しては強い意志に瞳を燃やす本来のリノらしい表情になっている。
 その視点の先、水霧ミストの向こうに人影が浮かび上がった。

Illust:ゾウノセ


 リアノーンは悄気しょげていた。
 もうダメ。失敗だ。触れあえなかった。
 繰り返す悔いが心を重くしている。いつもは心地よく感じる水の飛沫も、いまは肌を刺す土砂降りの雨のように感じる。
 ──1時間ほど前のこと。
「えっ、どこ・・が失敗?」と青い髪のコルフィが驚けば、
「またまた。完璧主義だから、リアノーンは」とグラシアは赤紫の色の衣装の肩をすくめ、
「話してくれませんか。何があったのか」とレクティナは青紫の手袋をした手をそっと指揮者ドラムメジャーの肩に添えた。
 三人の旗手(カラーガード)は、リアノーンとともに『世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンド』の中核を務める存在だ。
 見た目には笑顔で始まり笑顔のままで終わった「世界樹祭り」のパレードの後、これも盛会だったレセプションを早々に引き上げたリアノーンは、同じバイオロイドであり心許す親友でもある三人にだけ『今日は失敗だった』と告げたのだった。
「お祭りの最後に……」リアノーンは俯いたまま呟いた。
「あぁ、ここの世界樹様へのお参り」とコルフィ。
「やったでしょ。いつも通りに」とグラシア。
「隊で周りを行進して、あなたが幹に触れた。……でも、あなたは笑わなかった。いつも通りではない」
 レクティナだけは気がついていたのだ。
 音楽隊が訪ねて回る世界樹はヌエバだけではない。世界各地に広く存在し、大地に深く根を張ってその土地々々とちとちにエネルギーを与え、自然と生物に豊かな資源と実りを与える。これが世界樹が在る町が栄える理由だ。一方でまた、星に繋がる存在である世界樹には与えるだけではなくこの星、惑星クレイに生命のエネルギーを伝え、活性化させる力がある。世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンドを始めとする歌舞音曲のチームは、町の活気や生物の生命力をこの偉大な樹に伝える役目を持っているのだ。
「何を感じたのです?世界樹に触れた時に」
「ごめんなさい」
 今は答えられないということだろうか。開放的で生気と笑顔あふれるいつものリアノーンからかけ離れた様子に、三人も黙り込むしかなかった。
「……お願い。少し一人にして欲しい」
 こうしてリアノーンはヌエバの町に一人、歩き出したのだった。

 暗い。
 いまのリアノーンには行き過ぎる人々の笑顔も、浮かれ騒ぐ街路の華やぎも遠い。
 この人たちは信じているのだ。世界樹も都市も変わらず盤石だと。
 ただ、リアノーンは“見て”しまった。
 あの時、パレードの最後、この町でもっとも神聖な“始まりの幹”に触れたとき、いつもは偉大で温かい生命の流れ、心地よい“音”だけを聞く世界樹から感じ取った「闇」がリアノーンの目を閉ざしていた。
 やがて全てが闇に取り込まれる。世界も、私も……。
 そしてそこから逃れる術はないのだ……。
「リアノーン?」
 まるで黒く垂れこめた雲の間に、強烈な陽が差したようだった。闇はもう危険なものではなかった。
 顔を上げたリアノーンは、自分が橋の欄干ぎりぎりを危うい足取りで歩いていたことに気がついた。すぐ下は轟音とともに流れ落ちる膨大な水の流れ。ストイケイアの自然知識と生化学技術の結晶であるバイオロイドでも落ちれば無事では済まない。
「リアノーン!」
 力強い声。温かい手にいまリアノーンは抱き留められていた。
「あ……」
「暗い所にいましたね。もう大丈夫」
 肩を支えられて振り向いたリアノーンはようやく声の主に正対した。目の前に二人の人物、その背後には三人の巫女たちがいる。
「わたしは焔の巫女リノ」
「ボクはトリクスタ」
「あなたに会いに来ました。友達の勧めに従って」
 乱れたリアノーンの髪と指揮帽を直してあげながら、リノはにっこりと笑った。
「偉大なる太陽と聖なる竜の祝福を」

「世界樹に触れたとき闇が見えたんですね。空から降り来たり、みんなの元気を失わせる暗い闇が」とリノ。
「ええ。いつもは私の祈りに応える、温かい労りと明るい未来の“音”しか感じないのに」とリアノーン。
「瞳を閉じて願うのは、いつも同じ、一つの願い。……わかります」
 とレイユ。世界樹に音を捧げる楽団と天輪竜に祈りを捧げる巫女とは、そもそもよく似た役割を担う者同士だ。
「はい、これで拭いて。風邪引かないでね」
 とトリクスタが一行の荷物から毛布を探して飛んできた。バイオロイドが風邪を引くかどうかは異論があろうが、リアノーンを笑顔にさせるには充分な気づかいだった。
「ありがとう」
 ここは道から少し離れた東屋あずまやだ。観光で訪れる人の多さと町の豊かさを象徴するように、手入れの行き届いたこうした公共の休憩所がヌエバのあちこちには備えられている。
 リノ達は、リアノーンを介抱してここまでの事情を訊いていた。ローナの回復魔法、ゾンネとトリクスタの世話見好き、レイユの広い知識と落ち着いた判断、そして相手の気持ちに入り込む聞き手としてのリノ。これまでも“国境なき癒やし手”として幾多の人々を救ってきたチームの特性が、今回も遺憾なく発揮されている。
「自信が……なくなりました。私、世界樹に触るといつでもいい気持ちになれたから。何も努力しなくても」
 とリアノーン。駿馬は前だけ見て走るゆえに衆に秀でる。子供の歌が真っ直ぐに人の心を打つのも同じだ。
 リアノーンの場合、ただ楽しく演奏し、世界樹からも温かい反応を得ていたものが、突如として闇の未来(おそらく樹と世界に迫りくる現実)を見せられた。そのショックは──彼女が大人になる為には乗り越えるべき大事な過程ではあったろうけれど──ただ呆然とするほどに受け入れがたく、辛いものだった。
「行く手に闇が待ち構えていると知って、なお現実を見つめることは容易ではありません」
「私、怖いのはイヤ」
「わたしもそう。世界の半分を背負って戦うより、厄介ごとから逃げてただ時が過ぎるのを待つほうが楽に決まってる。怖いのはイヤ」
「焔の巫女さんが?まさか」
 リアノーンは目を丸くし、リノは笑った。
「いいえ、そのまさか。でもこう考えたの。あの時、ご神体を護るべきだったのは誰?盗まれた卵を取り戻すにはどこからか英雄が現れるのを待つべき?そんなわけない。それはわたし。わたしの仕事だ。未熟で弱いわたしでも何かできるなら、わたしが変わらなければいけないのなら今、それをするべき。明日じゃダメ」
 とリノ。リアノーンにはリノの言葉がなぜか腑に落ちた。奪われ傷ついた者の気持ちを知るのは同じ立場になったことがある者のみである。
「しかもわたしは一人じゃない。ずっと一緒に修行してきた友達がいて、共に戦ってくれる人もいて……」
 ここでトリクスタがえっへん(それボクね)と胸を張り、リアノーンがくすりと笑った。リノの心がまた痛む。この仕草はある者がよくしていたものだ。いまは聖なる灰となった天輪竜の卵サンライズ・エッグが。
「心より忠誠を捧げる存在がいたから。この身を捨てても惜しくないほど」
 リノが目にうっすら涙を溜めているのを、見つめ合うリアノーンだけが看て取れた。
「そして、あなたにもお友達がいる。そして何より打ち込めるものがある」
「「それは音楽」」
 リアノーンとリノは言葉を重ねた。
「そう。音楽は私の支え。私のしたいこと」リアノーンの目に光が戻り始めた。
「闇を払う光。あるいは闇をも温める強い波」とリノ。
 この人が未熟で弱い?リアノーンがさっき見た彼女、焔の巫女の姿は闇をこじあけて差し込む力強い炎のようにまぶしく輝いていた。
「今日からまた始めましょう。暗い未来が予言され、わたしたちの力がもたらす変化がほんの小さなものであっても」
「私、音楽が好き。だから私の未来を明るくするのも音楽なんだ!忘れてた」
 リアノーンはリノの手をとった。ありがとう、と。
「お礼を言うのはわたしです。わたしも……長いこと自信を無くしてました。あの手紙と、そしてあなたに会うまでは」
 リノは2つの手紙を受け取っていた。ひとつは新しき友バヴサーガラからの極秘文書でヌエバ訪問の勧め。もうひとつは古き友よりの手紙で“天輪竜の卵、再誕の兆しあり”の報告。2人の友の2つの便り。いずれもはるか西方、彼女の生まれ故郷ドラゴンエンパイアからの励ましだった。
「わたしも頑張ります」
 その肩に三人の巫女とトリクスタが手をかけた。本当の友とは近くにいても遠くにいても、辛いときにそっと寄り添う者だ。
「さぁ、戻らなきゃ!次の公演はダークステイツなんです。弱っている世界樹さんがいるんだとか」
 リアノーンは元気にそう告げた。ただの東屋がそれだけで華やぐような心地よい声だった。世界樹が彼女に心開く日も遠くないだろう。
「わたしたちはケテルサンクチュアリへ。行こうか迷っていましたが、友達が掛け合ってくれたので。やはり」
「なるほど」「え、そうなの?」「聞いてなかったー」
 レイユ、ゾンネ、ローナはそれぞれに反応する。
 ただ共通するのは、リノが抱えていた悩みはこれだったか、という納得だ。
「まったく……」「水臭い」「言ってよ、早く」「リノと行くだけだよ。それがどこでも、さ」
 トリクスタまでが一緒になってリノをもみくちゃにするのを、リアノーンは微笑んで見守った。
「仲がいいんですね」
 半ば鎖国状態にあり、噂では天上と地上の緊張が爆発寸前とも伝えられるケテルサンクチュアリへの入国許可を、バヴサーガラがどのような手段で取り付けたのかは分からない。だが知力、知識、武力、魔法力だけにとどまらず政治力までも封焔の巫女が惑星クレイ世界に及ぼす力は絶大なものがあり、そのバヴサーガラが「リノが日輪なら私は月だ」と言って陰にとどまり、他の誰でもないリノを世界を支える相棒に選んでくれているのだ。意気に感じずにはいられない。ただ、また同胞を巻き込むことにだけは抵抗があったのだが……確かにそれは遠慮が過ぎると言うものだった。
「わたし、いつも甘えっぱなしです!」
 リノは目尻の涙を拭きながら、答えた。
 その声はもう瀑布の轟音にも負ける事はなかった。

Illust:在由子


──ダークステイツ、暗黒地方最奥部。
「あっしが案内できるのはここまでですよ、旦那」とアヴィド・ヒーパーは言葉を継ぐ。
「へっ、おんなじ悪魔デーモンのよしみで案内は買って出たもんの、こっから先は危なすぎる」
 そう言うヒーパーは小山の上に腰掛け、羽根を休めていた。危険すぎるなどと指摘した割に本人はのんびりしたものである。
 話しかけられた相手はその分厚く広い肩を軽く振っただけで、羽根もつ悪魔デーモンの戯れ言を一蹴した。
「礼を言う。ついでにもう一つ頼まれてくれるか」
「こっから先に進む以外なら何だってどうぞ。旦那にゃたっぷり弾んでもらいやしたからねぇ」
 ヒーパーは頬杖をつきながら答えた。客をナメきった態度だが悪魔デーモンとは大抵こういうものだ。
「もしオレが帰らなかったら」
「はいはい。弟さんたちに伝えりゃいいんでしょ」
「いいや」
 史上最強と謳われる悪魔デーモンは背を向けながら言い放った。
「何も言うな。オレがここに来たことも。姿を消したことも」
「へ?」
 アヴィド・ヒーパー、およそ他人に驚かされたことのないヤクザな悪魔デーモンが度肝を抜かれた。『チーム・ディアブロス』と四兄弟の結束の強さは世に知れ渡っている。それはあまりにも意外な答えだった。
「では頼んだぞ」
 ディアブロス “暴虐バイオレンス”ブルースはもう振りむくこともなく歩き出した。
 虹の洞窟に。
 ダークステイツの魔王たちでさえ抗争を避けるといわれる魔竜の住みへと。



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《今回の一口用語メモ》

世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンド
 様々な種族で編成されたストイケイアの楽団。
 その名の通り、世界樹に音楽を捧げ、星(惑星クレイ)を活性化させることために世界各地を旅して回っている。「世界樹の音楽隊」は数ある音楽隊の中でも演奏とパフォーマンスの質が最高と評され、国を問わず公演依頼が殺到している。
 指揮者ドラムメジャーはバイオロイドのリアノーン。
 周囲を固める旗手(カラーガード)にも同種族が多数参加している。一説には、半人半植物であるバイオロイドが生み出す音=波動が、演奏にしても舞うにしても植物である世界樹と同調しやすい為だとされる。
 リアノーンはその繊細な感性から特に世界樹との親和性に優れており、上位ドリアードでも一部しか持っていない特技、「世界樹の気持ちを感じ取り、自在に意思を交信させる」ことに成功する日も遠くないと噂されている。

世界樹については
 →ユニットストーリー049「ジプソフィラの妖精 アシェル」の《今回の一口用語メモ》を参照のこと。

世界樹の音楽隊メンバー(春を告げる風 コルフィ、好音の芽吹き グラシア、華やぐ旋律 レクティナ、満開の大行進 リアノーン)については
 →ライドライン解説も参照のこと。

世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンド』については
 今後公開される
 →世界観コラム「セルセーラ秘録図書館」世界樹の音楽隊ワールドツリー・マーチングバンドも参照のこと。

封焔の巫女バヴサーガラとリノリリ、封焔竜の関わりの現在いまについては
 →ユニットストーリー056「封焔竜 アウシュニヤ」を参照のこと。

《世界の選択》と封焔の巫女バヴサーガラ、天輪の巫女リノについては
 →「天輪聖竜ニルヴァーナ──焔の巫女リノたちの旅と《世界の選択》」を参照のこと。

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本文:金子良馬
世界観監修:中村聡