ユニット
Unit
短編小説「ユニットストーリー」
Illust:KeG
「我等が地に満つ力を見よ。今にまた……」
破天騎士の呟きをアバンは聞き逃さなかった。
黒髪ガデイは乗降口から身を乗り出しながら係留索の準備で逞しい身体に大汗をかいていたし、魔女フィリネも必死に計器を見つめている。彼らが各々の仕事に余裕もなく一時も目を離せないのはあと一人の友だち、いまや船のアドバイザーであり水先案内人としても欠かせない乗員になっている少女が、今回は船にいないためでもある。
結果、腕を組む衝破の騎士ルイドワールのすぐ横にいた銀髪アバン──操舵輪を握る船長である──だけがその言葉を聞き取れたのだ。
アバンはすぐに自分の仕事に集中し直し、ヘッドセットの回線を開く。
誘導指示はすぐに耳に飛び込んできた。
「こちらケテルギア管制塔。飛行船AFG4ポート7へ」
「AFG4、ラジャー」
貨客飛行船《鳳凰》は着陸の最終シークエンスに入っている。
ドラゴンエンパイアの竜貴族の持ち物だったこの船も、使い込み、改良を加えるうちに自動化も進み電子機器が充実していた。なにしろAFG商会の空飛ぶ看板であり、少年少女4人の冒険行は、いまや世界各地に熱心なファンがいるくらいなので、本社のドゥーフ代表も投資のしがいがあるというものだった。
「降りる!くくり終わるまで停めておいてくれよな」
「風は強いぞ」「気をつけて!」
ちゃんと振り向いたフィリネと違い、係留索を抱えて飛び降りたガデイをアバンは見向きもしない。子供の頃からの仲で、故郷を出てからもほとんど離れることなく成長してきた。猛風が吹き荒れる浮遊都市の滑走路であっても綱取り作業をこなすだろうという信頼があるし、こちらも友を危険にさらすような迂闊な操艦をするつもりもなかった。
間もなく《鳳凰》が固定された感触があった。
自由浮遊から係留気球に切り替わる感触は、飛行船に乗り慣れているとすぐに分かる。
「いい腕ね」
と獣人の騎士ルイドワールがアバンを見た。
「そして見事な連携」
「友だちですから」
アバンの返答には14歳とは思えないほどの確信と自信があった。
それは騎士ルイドワール──彼女もまた若かった。アバンとガデイより4、5歳くらい上だろうか──にも伝わったようで、慰労と共感をこめた強さでアバンの肩が叩かれた。
ギア中央、天上港の滑走路飛行船ポート7には2人の、これもまた女騎士が待っていた。
「遅い。待ちくたびれちまったよ」
腕組みをしているのが天駆の騎士ディルプラーゼ。ワイルドな人間の天上騎士だ。
「お役目ご苦労様です」
地上からの一行に敬礼を送ったのはエルフのロイヤルパラディン、皓弓の騎士クリグウェル。
大将より案内役を拝命しております、と自己紹介したクリグウェルは輝く弓を掲げると
「2人のことはどうかお気になさらず」
アバンたち少年少女にウインクをしてみせた。
Illust:ダイエクスト
ケテルサンクチュアリ国、天空の浮島ケテルギア。
地上の都セイクリッド・アルビオンと対を成す天空の都。
無神紀の頃に天上からの支配が確立してから約2500年あまり、地上が困窮と動乱にひたすら耐え忍んでいた『祈り無き時代(無神紀)』でさえ、神聖王国の栄華は保たれ、ケテルサンクチュアリの政治・軍事・文化の中心であり続けた。
「地上の富のほとんど全てを、この一点に集めてな」
獣人、衝破の騎士ルイドワールの口調には敵意が満ちていた。左手は腰に下げた長剣の柄を固く握りしめ、右手もまたマスケット銃を強く抑えている。
「状況は改善しつつあるだろ。それは認めろよ、破天騎士」
天上騎士、天駆の騎士ディルプラーゼは横目で睨みながら、肩に掛けた斧槍をトントンと揺らして答えた。ルイドワールはきっと獣耳まで立ててにらみ返した。
「不公平はまったく是正されていない!例えば建物の高度制限だ。あれこそ我々の頭を押さえる権威と傲慢の象徴だ」
「そもそも500mなんて高さの建物、いま建てられないだろうが。旧都の力じゃあさ」
人間ディルプラーゼは豊かなバストラインを殊更に張って見せた。
黒豹系獣人ルイドワールも、負けじと胸甲に覆われた前面を突き出した。
「征野を駆けて跳ね回る、それが騎士の華ってもんよ!」「それじゃ今ここで騎士の華、散らしてみる?」
むむむ、と睨み合う人と獣の女騎士2人。
Illust:NOMISAKI
「……あのぉ、大丈夫なんでしょうか」
一触即発の女騎士2人に少し遅れてケテルギアの街路を歩く一行の中で、まっさきに懸念を表したのはフィリネだ。
ここ数年、冒険続きの暮らしで磨かれてはいるものの、周囲への細やかな気遣いは変わらない。
「大丈夫」
皓弓の騎士クリグウェルは豊かな金髪から覗くエルフの耳を揺らして、微笑んだ。
3人の女騎士の中では一番若く見えるのに一番落ち着いていて、そして年下の少年少女たちにも親切だった。
「あの2人はいつもそう。同期なんです、騎士士官学校の」
確かに舌戦を繰り広げ、互いに得物は携えながらも、手は出ていない。今はまだ。
なるほどとアバンは頷き、女の付き合いはわからんとガデイは首を振った。
「ではあなたも?」
とフィリネ。所属は違うようなのに扱い方がよく分かっている。知らぬ仲では無さそうだ。
「1期下です。優秀で良い先輩でしたよ。今はお互い良い上官にも恵まれて」
「ここに来るまでに聞いた。ユースさん所の破天騎士だよな。獣人の騎士ルイドワールさんは」
「そしてディルプラーゼさんはこれから訪ねるオールデン予備役大将の部下だ。記章でわかった」
ガデイとアバンはそう言いながら、天空にあってさらに天に聳えるケテルギアのビル群に目を奪われていた。子供の頃から見上げ、今でこそ入港と滞在を許可されているが、地上人としてはある種畏怖と憧れの対象だったあの天空都市の上を歩いているのだ。建物も人も見るもの全てが新鮮な驚きだった。建物の間から覗く、空を彩る月や巨大な惑星の姿さえもが。
一方、ドラゴンエンパイア国境近くで魔女の弟子をしていたフィリネにはそうした感傷はない。火花を散らす女騎士たちを案じるあまり“お上りさん”をする余裕すらない。こんな時、鳳凰がいてくれたら心強いのに。
「騎士クリグウェル。あなたはどう思うのですか。今の地上とこの天上の関係を」
アバンが不意に投げた問いは、ガデイが聞きたくてうずうずしている彼女たちの年齢を問う──だって確かにオレ、フィリネちゃんのファン第一号だけどさ。みんなオレたちと大差ないくらい若くてすっごい美人さんじゃん──ほどでは無かったものの、かなり立ち入った質問だった。
「私はケテルサンクチュアリの騎士。地上も天上も命を懸けて守る対象。そして祖国。それだけのこと」
模範的な回答だった。
だがそこには熱量があった。
先を歩いていた天上騎士ディルプラーゼと破天騎士ルイドワールが振り返るほどに。
「あなたたちのお友達もそうじゃないかしら。彼女もまた責任を負って動いている」
アバン、ガデイ、フィリネは思わず顔を見合わせた。
「そうですね。オールデン大将にお会いして直接お話しします」
女騎士3人はアバンの答えに頷いた。
Illust:米子
──4日前。
「気がかりな夢を見たんだ。内容はまだ言えないけれど」
意を決したようにヴァーテブラ森最後の予言者シベールが言ったのは、朝食の席だった。
「いつもの事だね」
「予言者の夢か」
「中身は言えない。口に出した瞬間、未来は思わぬ方向に変わってしまうから」
「でもいま鳳凰が2人の夢を見たのには、何か意味があるのよね」
ひとり脳天気なガデイに対し、アバン、シベール、フィリネ頭脳派3人の表情は硬かった。
シベールは10歳の少女だ。
だがその優れた予言力と実績は未来を待たず、ケテルサンクチュアリでは既に賢人として知られている。
AFG商会の3人との旅は、賢者たち公認のいわば武者修行のようなものであり、将来、惑星クレイ全体の行く末に関わる大賢者となるために、広く世界を見聞きするように義務づけられている。
それでも、世界の謎や不思議を探求する旅、4人一緒に過ごす空の暮らしは文字通り夢のように楽しかった。
もともと竜貴族の道楽のため金を湯水のようにつぎ込んで造られた飛行船は、広く頑丈で、お年頃の少年少女にも充分なプライバシーを確保できたし、彼らにはドゥーフや、ふとした事から縁を結ぶに至った封焔の巫女バヴサーガラ、ヴェルストラCEOなど頼るべき大人にも恵まれていた。
「サンクガード寺院に行ってみたいんだ」
「鳳凰がここまで言うんだ。行こうよ」
ガデイも表情を改めて言った。
鳳凰ことシベールの巨大なまでの力は日頃、ガデイにさえ思い知らされずにはいられない程なのだ。
「ヴェルストラCEOの依頼からも、無期限のものだし」とフィリネ。
「あぁ、行こう。でも鳳凰」
うん?とここは10歳の女の子らしくシベールが目を見開いた。
「一人で頑張りすぎないで。君には僕らがついている」
かくして女性陣は満面の笑み、ガデイだけが何とも複雑な──こういう事を素で言えちゃうのがアバンというヤツなんだ──表情で天を仰いだ。
Illust:ロクシロコウシ
現在。
天空の都ケテルギア、ギア中央天上騎士団本部会議室。
部屋には主の他、3人の少年少女、3人の女騎士が卓に着いている。
「それで賢者シベールはいまサンクガード寺院にいると言うわけだね」
「はい。鳳凰とは寺院の門の前で別れ、ご依頼の破天騎士ルイドワールを送迎するためセイクリッド・アルビオンを経由してこちらに伺いました。僕らも彼女からの連絡を待っています」
よろしい。オールデン予備役大将はアバンの報告を聞き、傍らのフクロウに向かって頷いた。
セイピアント・オウル。
その智慧の翼は、最適な道筋を天より示すと称されるハイビーストであり、こうした自身が立ち会わない会議においてもその情報を漏らさず共有する、ケテルサンクチュアリ防衛省長官バスティオンの“目”であり“耳”でもある。つまり今、オールデンは上司であるバスティオンと「やはり」と頷き合ったのだ。
「別れ際、僕らはあなたに呼ばれるだろう、とシベールは言っていました」とアバン。
「そしてその通りに私からオファーが届いた。なるほど。確かに鳳凰は偉大な予言者だ。年齢に関係なく」
オールデンはまた頷いた。
「確かにこれはユースベルク、破天騎士団にも備えておいてほしい案件だ。だから私はその対策として再び大将を拝命するに際し、鳳凰の友人である君たちと、騎士としてはそれぞれ所属が異なる3人に来てもらった」
破天騎士ルイドワールと天上騎士ディルプラーゼは、互いに視線をそらせた。さすがに天上騎士団の大将が招集したこの場に来てまで、張り合い続けるわけにもいかないらしい。
ロイヤルパラディン皓弓の騎士クリグウェルだけが引き締まった笑みを浮かべた。先に述べた通り、彼女は2人が本当にいがみ合っているわけではないことを知っているからだ。ちなみに天上の戦力を率いるオールデンも、旧知の仲であり地上で破天騎士を束ねるユースベルクのことを、皆が呼ぶようにユースとは言わない。生涯の友、ライバルという関係は互いに適度な距離が必要ということなのかもしれない。
「つまりオールデン大将は、シベールが見た夢に関わることで動いておられると。首都防衛戦のような事態に備えて?」
アバンの危なげない受け答えに、ガデイは背後でほっと胸を撫で下ろす。
とにかくAFG商会を立ち上げて以来、(当時はまだ旧都と呼ばれていた)セイクリッド・アルビオンでただの鍛冶屋の息子だった頃には想像すらしていなかった超大物と対話する機会が多く、当意即妙な振る舞いができる幼馴染みの存在は頼りになった。
「そこまでの大事にならないことを祈っている。だが何事も最悪を想定しておくことが将として騎士としては肝要」
オールデンはそこまで話して、相手が14歳の少年たちとようやく12歳になろうかという若き魔女であることに気がついて、ふと微笑んだ。
「AFG商会と君たちの活躍は聞いているよ。毎日がわくわくの連続だろうね。旧都外苑のがれきや御山を探検するような」
「そう!ホントそんな感じっす!……あ、そっか。大将、地上生まれですもんね」「オールデン家は代々騎士の名門だ。僕らと一緒にしてはいけないよ」「すごいんですね」
フィリネは騎士家も旧都のこともよく知らない。ガデイがフォローする。
「まぁ天上騎士オールデンさんっていえば、宿命者であり救国の英雄であり、バスティオン長官の懐刀だもんな」
「私はただ、天壌を繋ぐ者として国に仕えられればそれで光栄だ」
「先の戦役ではケテル第3軍の将、騎士オールデンの名を天下に知らしめました。あなたは僕ら地上人の憧れです」
「そんな大したものじゃない。龍樹勢力を押し返せたのは兵が優秀だったからだ。それに騎士家といってもオレが育ったのは旧都近くの村だったから野山で遊んだし、たまに出かける旧都は宝箱みたいな所だったよ。君たちと変わらない」
将軍というのはこんなに率直に話す立場なのだろうか。
親し気に笑い合う男性陣3人を見ながらフィリネはとまどったが、親しみやすいオールデンの人柄は広く知られているので、3人の騎士は驚いていない。
ノックの音。
こちらの返事を待たずに開いた扉の向こうには鳳凰、ヴァーテブラ森最後の予言者シベールが、エルフの青年に肩を支えられながら立っていた。
少女というよりも美少年を思わせるその端正な顔は青く、立っているのもやっとという様子である。
Illust:絵西
フィリネの悲鳴があがった。
シベールを、駆け寄ったフィリネが抱きしめ、支える。
「夢だ。夢が……」
うわごとのように繰り返すシベールの様子を見て、アバンが叫ぶ。
「医者を!」
騎士達の反応は早かった。
衝破の騎士ルイドワールと天駆の騎士ディルプラーゼがシベールをそっと床に寝かせると、会議室備えつけの毛布に包む。さすがは士官学校の同期、阿吽の呼吸である。
介抱する皓弓の騎士クリグウェルが目で問うのに、青年は自己紹介を返した。
「サンクガード寺院の流記の学士ライティンです。少し休んでからと言ったのですが、どうしてもと言って聞かなくて」
子供に無理をさせてしまったことへの後悔が滲んでいた。
「……大丈夫。心配しないで」
「喋らないで」
「オールデン将軍に伝えたいことがあるから」
「ここにいるよ」
オールデンは既に少女の横に跪いていた。
「夢の件だね」
「そう。将軍とゾルガ船長が気がかりなこと」
ガデイが心配のあまり何もできないでいるのに、アバンは肩を叩いて慰めた。
シベールの顔に耳を寄せたオールデンに、予言者の声が囁く。
「真実はリノさんだけが知っています。でもサンクガード寺院の皆も同じ意見です。それは秘密のまま、今は安らがせるままに、そっと……」
「しておくほうがいいと?バスティオン様もそれに近いことをおっしゃっていた」
「時が来れば、自然と明らかになるかと」
「わかった。もう休んで」
オールデンは駆けつけた救護班に預けると、去って行く10歳の予言者に敬礼をした。
付添いはガデイ、フィリネ、そしてサンクガード寺院の学士ライティンに任せて、アバンはオールデンの元に留まった。
「君の友だち、未来の大賢者に大変な苦労をかけてしまった。後で改めてお詫びに伺う」
「救護の皆さんはおそらく過労だろうと言っていました。それにしても予言者である彼女ををあれほど疲弊させる謎とは……なんだったのでしょうか」
オールデンは、アバンと同じ疑問を目に現しているロイヤルパラディンの騎士クリグウェルと交互に見ながら、少し苦しげに表情を曇らせた。これは近習の者さえ知らない案件なのだ。
「国家防衛についての機密事項としか言えない。だがいまもらった賢者の助言で、それがこの世界には差し迫った危険ではないことがわかった」
「彼女は夢を見て、時間を超えた予兆を感じることができる。有り得た可能性、または起こらなかった事も」
「そう。だからあるものについて現在の所在と将来の脅威になり得るかどうかを知りたかった。……すまない。私が答えられるのはここまでだ」
「いえ充分です。彼女も満足しているでしょう。……失礼します」
アバンは一礼して将軍の前を辞した。
怒りはない。10歳でも予言者は世界を背負う責任を持っているし、14歳でも貨客飛行船の全てをアバンは担っている。結果はどうであっても。だからせめて今は寄り添うのだ、大切な友だちの側に。
「客人として厚くもてなします」
と皓弓の騎士クリグウェル。彼女は本部付きのロイヤルパラディンとして、様々な部署に顔が利く。
「そうしてくれ。皆、わかっていると思うが」
オールデンは3人の騎士に向き直った。
「戦場で剣や弓、槍をふるうばかりが国防ではない。賢者の予見が将来の懸念──彼女のいう“夢”で起こりえた可能性──を晴らすことで、その情報が、軍団ひとつに匹敵するほどの力を持つこともある」
破天騎士、天上騎士、そしてロイヤルパラディンは粛然と襟を正し、直立した。
「引き続き、所属や立場を超え、ケテルサンクチュアリのために力を合わせ、事にあたって欲しい」
皓弓の騎士クリグウェルは将軍の檄に応える声を上げ、騎士たちはも唱和した。
人知れず、未来の脅威を予見して国に貢献した少女、その勇気ある行いへの称賛と、騎士の誓いへの想いをこめて。
「いと尊き守護聖竜と冠頂く我が神聖国の名において!」
了
※注.船種の略号、距離の単位は地球のものに換算した。※
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《今回の一口用語メモ》
AFG飛行船商会
ドラゴンエンパイアの皇都に本社を置き、ドゥーフ(元ケテルサンクチュアリ騎士団シャドウパラディン)が代表を務め、銀髪アバン、黒髪ガデイ、魔女フィリネの3人が経営陣として名を連ねる運送会社。
当初は小規模な個人宅配便事業として起業したが、当時『天輪竜再誕祭』に沸く皇都の運送事情活発化にも乗って規模と配送範囲を国内外に拡大し、現在はブリッツ・インダストリーやノヴァグラップル運営、または今回のようにケテルサンクチュアリ国政府からの招待など、重要機密に関わる依頼や大型案件も受けることが多い、信頼と実績の優良企業である。
さらに広告塔としてトップ3のイラストをマーキングした貨客飛行船『鳳凰』を駆り、メンバーにヴァーテブラ森最後の予言者シベールを加え、惑星クレイ世界の不思議に挑み続ける「冒険家」活動でも知られている。
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龍樹の現在の棲まい「龍樹安息の地」については
→ユニットストーリー122「トリクスタ」を参照のこと。
《革命》後のケテルサンクチュアリ騎士団と破天騎士団については
→ユニットストーリー099「陣頭の騎士 テイスファルト」を参照のこと。
アバン、ガデイ、フィリネ、シャドウパラディンのドゥーフについては
→『The Elderly ~伝説との邂逅~』
第1話 幻視【ビジョン】
第2話 饗応の魔女
第3話 黒衣の騎士
第4話 死せる修道僧の庵
ユニットストーリー028「忍竜 フシマチマドカ」
を参照のこと。
ヴァーテブラ森最後の予言者シベールとその時を越える偉業については
→『The Elderly ~時空竜と創成竜~』
前篇 第1話 鳳凰の夢
前篇 第2話 砂上の楼閣
後篇 第1話 遡上あるいは始源への旅
後篇 第2話 終局への道程
を参照のこと。
シベールとサンクガード寺院の賢者たちとの関係については
→093「天道の大賢者 ソルレアロン」を参照のこと。
AFG商会の貨客飛行船《鳳凰》については
→ユニットストーリー104「侵蝕の烽烟」を参照のこと。
なお4人と、ブリッツCEO ヴェルストラとの関わりについては
→ユニットストーリー「凌駕の宿命者 インバルディオ」の《今回の一口用語メモ》にも記述がある。
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本文:金子良馬
世界観監修:中村聡
世界観監修:中村聡