ユニット
Unit
短編小説「ユニットストーリー」
245「魔獄闘臣 アルヴェリッヒ」
ダークステイツ
種族 デーモン
オォォ──!
混沌渦巻く黄金の洞に、咆哮は轟く。
魔獄闘臣 アルヴェリッヒ。
森の中にひときわ高く突き出た岩崖の頂上で吼える悪魔を見上げ、道案内のミルメスは頼もしげに目を細めた。アルヴェリッヒは魔獄軍団を率いる闘将。ミルメスと並んで魔獄竜帝の側近くに仕える重臣なのだという。
「奪命の魔槍士 マルガラス、断割の魔剣士 エリゴース、魔獄男爵 フロディーズ、アヴィディティ・スレイパー」
彼女が次々と名を挙げていくのは皆、崖下に集う屈強な悪魔たち。
「わたしたちはファヴルニール様に命を捧げ、領土奪還ともう一つ、重要な目的のために戦うの」
ミルメスは先ほどまでの朗らかな笑顔から、魔獄棘臣として引き締まった表情に変わっている。
「あなたも見て、そして決めるのよ」
何を?
あなたは尋ねるかもしれない。
だがその時、
ゴゴゴ……。
腹に響く轟音と共に、厳重に守られた崖の一部が岩戸となって開き始める。
ミルメスの促しと、舞い降りてきたアルヴェリッヒの無言の圧力に押され、あなたは洞穴の中へと歩き出す。
森を埋め尽くす悪魔たちの凝視を受けながら。
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<ユニット紹介>
以下、魔獄軍団の悪魔たちを紹介する。

Illust:獏狗
魔獄闘臣 アルヴェリッヒ
:本編にもある通り、魔獄軍団を束ねる闘将。2手2足の人型悪魔。
その咆哮は海を隔てても対岸まで届き、ケテル剣聖騎竜団を警戒させるほど。
輝く角と枝分かれした禍々しい翼、筋肉質の身体が特徴。
戦闘における破壊力は見た目を裏切らず、鉤爪と2本の尻尾によって敵を蹴散らし、引き裂く。
屈強な悪魔たちを束ねる将として知性と豪胆さを兼ね備え、統率力も高く、
崇拝する魔獄竜帝ファヴルニールからの信頼も厚い。

Illust:北熊
アヴィディティ・スレイパー
:「周囲一帯を吸い尽くし、なおも獲物を追い求める」
魔獄軍団の先鋒を務める2手2足の人型悪魔。
特徴は何と言っても“口”だ。
牙を剥きだしにした口が全身のいたる所にあり、特に胸のものは周囲のものを何でも吸い込んでしまう。
貪欲なそれらの口で丸呑みする獲物を求め、アヴィディティは本能のまま戦場を駆け回る。
魔獄竜帝ファヴルニールに対する忠誠心がなければ、危険すぎて使えない凶悪な衝動をもった悪魔なのだ。

Illust:瞑丸イヌチヨ
奪命の魔槍士 マルガラス
:「最期に見る景色だ。思う存分、目に焼き付けて逝け」
マルガラスは赤い短槍を持つ、2手2足の人型悪魔。
弁舌巧みで狡猾かつ残酷。敵の裏をかくことが得意。
神出鬼没で、魔獄軍団の中堅として戦線に出ていたかと思えば、敵が攻撃してできた隙につけ込み
攪乱したりする。他の悪魔同様、魔獄竜帝ファヴルニールの力と財力に敬服し、
魔獄で生き、ケテル剣聖騎竜団と戦い続けることを務めとしている。

Illust:前河悠一
断割の魔剣士 エリゴース
:「闇の淵に立って尚、彼の剣に迷いは無い」
この評判が、エリゴースの全てを表している。2手2足の人型悪魔。
流れの魔剣士だったエリゴースは、ダークステイツの果てである魔獄に辿り着いて以来、
剣の主と決めた魔獄竜帝ファヴルニールに忠誠を捧げ、戦場では死を恐れぬ働きを見せている。
表情も変えず冷徹に剛剣を振るう悪魔エリゴースを見ると、敵は得体の知れない恐怖を感じるのだという。

Illust:モレシャン
魔獄男爵 フロディーズ
:「堕落せし黄金の君よ。我に力を――!」
豪奢な衣装に片眼鏡がトレードマークの、2手2足の人型悪魔。
その名の通り貴族風な佇まいながら、戦闘では熱く黒い魔力を振りまく。
詩人でもあり、魔獄竜帝が抱える「呪われし黄金」とその伝説の悲劇性に心酔している。
またダークステイツ辺境まで押し戻されながら、かつての住み処と名誉の奪還、
そして復讐に牙を研ぐファヴルニールに忠誠を誓い、血と魂を主に捧げている。
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混沌渦巻く黄金の洞に、咆哮は轟く。
魔獄闘臣 アルヴェリッヒ。
森の中にひときわ高く突き出た岩崖の頂上で吼える悪魔を見上げ、道案内のミルメスは頼もしげに目を細めた。アルヴェリッヒは魔獄軍団を率いる闘将。ミルメスと並んで魔獄竜帝の側近くに仕える重臣なのだという。
「奪命の魔槍士 マルガラス、断割の魔剣士 エリゴース、魔獄男爵 フロディーズ、アヴィディティ・スレイパー」
彼女が次々と名を挙げていくのは皆、崖下に集う屈強な悪魔たち。
「わたしたちはファヴルニール様に命を捧げ、領土奪還ともう一つ、重要な目的のために戦うの」
ミルメスは先ほどまでの朗らかな笑顔から、魔獄棘臣として引き締まった表情に変わっている。
「あなたも見て、そして決めるのよ」
何を?
あなたは尋ねるかもしれない。
だがその時、
ゴゴゴ……。
腹に響く轟音と共に、厳重に守られた崖の一部が岩戸となって開き始める。
ミルメスの促しと、舞い降りてきたアルヴェリッヒの無言の圧力に押され、あなたは洞穴の中へと歩き出す。
森を埋め尽くす悪魔たちの凝視を受けながら。
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<ユニット紹介>
以下、魔獄軍団の悪魔たちを紹介する。

Illust:獏狗
魔獄闘臣 アルヴェリッヒ
:本編にもある通り、魔獄軍団を束ねる闘将。2手2足の人型悪魔。
その咆哮は海を隔てても対岸まで届き、ケテル剣聖騎竜団を警戒させるほど。
輝く角と枝分かれした禍々しい翼、筋肉質の身体が特徴。
戦闘における破壊力は見た目を裏切らず、鉤爪と2本の尻尾によって敵を蹴散らし、引き裂く。
屈強な悪魔たちを束ねる将として知性と豪胆さを兼ね備え、統率力も高く、
崇拝する魔獄竜帝ファヴルニールからの信頼も厚い。

Illust:北熊
アヴィディティ・スレイパー
:「周囲一帯を吸い尽くし、なおも獲物を追い求める」
魔獄軍団の先鋒を務める2手2足の人型悪魔。
特徴は何と言っても“口”だ。
牙を剥きだしにした口が全身のいたる所にあり、特に胸のものは周囲のものを何でも吸い込んでしまう。
貪欲なそれらの口で丸呑みする獲物を求め、アヴィディティは本能のまま戦場を駆け回る。
魔獄竜帝ファヴルニールに対する忠誠心がなければ、危険すぎて使えない凶悪な衝動をもった悪魔なのだ。

Illust:瞑丸イヌチヨ
奪命の魔槍士 マルガラス
:「最期に見る景色だ。思う存分、目に焼き付けて逝け」
マルガラスは赤い短槍を持つ、2手2足の人型悪魔。
弁舌巧みで狡猾かつ残酷。敵の裏をかくことが得意。
神出鬼没で、魔獄軍団の中堅として戦線に出ていたかと思えば、敵が攻撃してできた隙につけ込み
攪乱したりする。他の悪魔同様、魔獄竜帝ファヴルニールの力と財力に敬服し、
魔獄で生き、ケテル剣聖騎竜団と戦い続けることを務めとしている。

Illust:前河悠一
断割の魔剣士 エリゴース
:「闇の淵に立って尚、彼の剣に迷いは無い」
この評判が、エリゴースの全てを表している。2手2足の人型悪魔。
流れの魔剣士だったエリゴースは、ダークステイツの果てである魔獄に辿り着いて以来、
剣の主と決めた魔獄竜帝ファヴルニールに忠誠を捧げ、戦場では死を恐れぬ働きを見せている。
表情も変えず冷徹に剛剣を振るう悪魔エリゴースを見ると、敵は得体の知れない恐怖を感じるのだという。

Illust:モレシャン
魔獄男爵 フロディーズ
:「堕落せし黄金の君よ。我に力を――!」
豪奢な衣装に片眼鏡がトレードマークの、2手2足の人型悪魔。
その名の通り貴族風な佇まいながら、戦闘では熱く黒い魔力を振りまく。
詩人でもあり、魔獄竜帝が抱える「呪われし黄金」とその伝説の悲劇性に心酔している。
またダークステイツ辺境まで押し戻されながら、かつての住み処と名誉の奪還、
そして復讐に牙を研ぐファヴルニールに忠誠を誓い、血と魂を主に捧げている。
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本文:金子良馬
世界観監修:中村聡
世界観監修:中村聡