世界観
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グレード0「万里鵬翼(ばんりほうよく)のギアケツァール」/明導ヒカリ
鳥型ギアビースト。常にリィエル゠オディウムの側に侍り、時間と空間を渡る水先案内人でもある。身体のフォルムは他の従者同様に女性的。その性格もまたギアクロニクルらしく機械のように冷徹で合理的な判断を尊ぶ。瘴気渦巻く万里の空を音も無く優美に舞い飛び、いつも主人の心を騒がす知らせをもたらす凶鳥である。
国家:ダークステイツ 種族:ギアビースト
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グレード1「スチームメイデン ティグラット」/明導ヒカリ
女性型ギアロイド。リィエル゠オディウムの忠実なる護衛。ゴーグルで覆われた顔、束ねられた長い髪、裾の長いドレスという物々しい出立ちにも関わらず、巨大な車輪状の武器チャクラムの使い手としてその動きは素早く軽快であり、他の従者と同様に空も飛べる。機械から生み出された者として攻撃には一切の容赦は無い。
国家:ダークステイツ 種族:ギアロイド
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グレード2「命脈途絶(めいみゃくとぜつ)の時空巨兵(コロッサス)」/明導ヒカリ
女性型ギアコロッサス。時の宿命者の兵としてリィエル゠オディウムの命令には絶対服従。圧倒的な攻撃力を誇るこの巨兵(コロッサス)は、主の怒りと憎悪の激しさを体現するような存在であり、その名の通り目標が命脈途絶──すなわち完全に機能を停止するまで、歯車型をしたその鋭い長刀の斬撃を収めることはない。
国家:ダークステイツ 種族:ギアコロッサス
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グレード3「時の宿命者 リィエル゠オディウム」/明導ヒカリ
天使リィエルがギアクロニクルの遺跡の力で再び生を受けた姿。変わったのは姿形だけではない。彼女に流れ込んだのはかつて世界を2分した「絶望の力」、長い死の眠りの中で何もできないまま過ごしてきた「絶望の深さ」。全身黒一色に染まったその姿はどこか絶望の巫女バヴサーガラを想起させる。そしてその心に燃えるのは自分を殺したこの世界への憎しみ、優しすぎるが故に幸せになれないレザエルへの怒り、そしてレザエルを深い悲しみに追いやってしまった彼女自身の罪への後悔。永遠の恋人レザエルを愛するが故の憎悪である。
国家:ダークステイツ 種族:エンジェル
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グレード0「月の使者 レプソルト」/八雲カゲツ
知られざる種族ムーンキーパー。ムーンキーパーとは“月”から発生した生命体。彼らは月の門と共に様々な星の月(本星を守護する衛星)に転移することができ、現在は惑星クレイの月に、とある事情で住み着いている。
国家:ブラントゲート 種族:ムーンキーパー
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グレード1「月の従者 フレネル」/八雲カゲツ
ヴェイズルーグに仕え、月の門の秘密に通じるムーンキーパー。人間の女性型だが、背後に背負うその装備は独特なものであり、彼らにも高い技術力と科学力があることを窺わせる。自信家のフレネルはムーンキーパーなので真空中や、低重力、無重力空間で苦もなく活躍し、高い知性と戦闘力でヴェイズルーグを支える戦士だ。
国家:ブラントゲート 種族:ムーンキーパー
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グレード2「月の忠臣 ラムズデン」/八雲カゲツ
ヴェイズルーグに仕えるムーンキーパー。ラムズデンたちムーンキーパーは、ヴェイズルーグの指揮の元で惑星クレイに降り立ち、月の試練を受けるに足る者を探している。選ばれたものは月へと招待され、その心を試される。
国家:ブラントゲート 種族:ムーンキーパー
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グレード3「月の門番 ヴェイズルーグ」/八雲カゲツ
月の門番としてムーンキーパーの頂点に立つ者。月とは元々、本星を守護する存在だ。ヴェイズルーグはその月から生まれ、「幻真獣」という大いなる力を呼び出す「月の門」を管理している。選んだ者に月の試練を課し、幻真獣が認める者か否かを見極める。月の守護者たる彼らは、ある脅威を察知し、惑星クレイの月に現れた。
国家:ブラントゲート 種族:ムーンキーパー
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グレード0「封焔竜 アーヒンサ・スウル」/御薬袋ミレイ
二足鳥型の封焔竜。アーヒンサはバヴサーガラの忠実にして献身的な疾き乗騎としても知られ、人語を理解できるが吠え声のみで対話する。封焔竜の中でも特にバヴサーガラの近くに仕える一人であり、他の封焔竜と同じく、体内から燃え上がる封焔の焔を封じるための装具として、身体には呪文が描かれた布を巻き付けている。
国家:ドラゴンエンパイア 種族:フレイムドラゴン
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グレード1「封焔竜 ナモーカール・アヌイ」/御薬袋ミレイ
人語を喋り、理知的な話し方をする封焔竜。バヴサーガラの武具を管理する役割は変わらず彼の役目である。他の重鎮同様、身の内から湧き上がる強すぎる封焔の炎を封じるために手・足・首を呪布で、さらに全身に鎖を巻き付けている。なおこの鎖は主であるバヴサーガラの命令により封焔の神具を呼び出す際に千切られる。
国家:ドラゴンエンパイア 種族:フレイムドラゴン
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グレード2「封焔竜 ハリバドラ・バラート」/御薬袋ミレイ
沈着冷静な女性的な封焔竜。封焔の勢力においては軍師的な立場を取っており、主バヴサーガラにはきめ細やかな気遣いと助言を、配下には油断や緩慢を許さない厳しい態度で軍団の規律とバランスを保っている。無愛想で気が利かないトリクムーンと気配りができるハリバドラは互いを補完し合うような関係で主を支えている。
国家:ドラゴンエンパイア 種族:フレイムドラゴン
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グレード3「調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア」/御薬袋ミレイ
古代から存在する封焔の祭司。かつては絶望の巫女として惑星クレイ世界の半分を代表し、《世界の選択》を懸けて希望の巫女リノと争ったことがある。封焔を率いるバヴサーガラの武力、政治力は一国に相当するとも言われ、賢者、魔術師としても史上屈指の存在。バヴサーガラは無神紀から生き続ける巫女の魂であり、現在の人間としての肉体(と同居するもう一面の柔和で世話好きな感性)はリノリリというトリクムーンが絶望から練り上げ造りあげた少女である。《世界の選択》以来、リノの盟友として世界を脅かす兆候に警戒・介入し、鎮静化に尽力してきたバヴサーガラだが、宿命決戦が終わった今、惑星クレイに「二つの世界線の運命力」が存在することを憂慮しており、大きすぎる運命力のバランスを保つためかつて惑星クレイを脅かした、ある存在に協力を要請することになる。
国家:ドラゴンエンパイア 種族:ヒューマン